ウコンの成分が良いらしい
先生から借りたこの本を読んでみました
小峰一雄先生の
「自然治癒力が上がる食事」
この本の中に書かれていましたが
インド人に大腸がんが少ないという話
日本人に多いガンといえば大腸がん
それが少ない理由はインド人がよく食べるカレーに
使われるターメリック(ウコン)が関係するそうです
実はウコンに含まれる「クルクミン」という成分の
抗酸化作用、抗炎症作用によるものらしいです
このクルクミン
腸内フローラのバランスを整える作用もあるらしく
かなり良いことずくめな感じです
真田歯科クリニックで販売している歯磨き粉
「PG STOP」という商品
なんとこのクルクミン配合の歯磨き粉になります
クルクミンの凄い所は腸内フローラを整えるだけでなく
口腔内フローラのバランスも整えます
腸内も口腔内も細菌のバランスが大事です
善玉菌:悪玉菌:日和見菌のバランスが
2:1:7が良いとされているのですが
これが崩れてしまうと問題症状がでます
お口の中で言えば
この歯磨き粉の商品名になっている
PG菌というのが
歯周病の原因菌の中でも最強の菌と言われている菌です
このPG菌を増やさないということが
歯周病予防につながるといわれています
歯周病の初期症状って
みなさん、なんだと思いますか?
そう。歯ぐきからの出血です。
このPG菌、血液中の鉄分を栄養に増える性質があります
つまり、まだ初期の歯周病の状態でも
この菌が増えてしまうとどんどん歯周病が進行してしまいます
そのため、早めに増やさないようにするのが大切です
上のグラフはPG STOPの開発元であるサラヤさんが
発表しているものです
グラフをみてわかるように
クルクミンはこのPG菌の増殖を抑制してくれる成分です
まさに「PG STOP!」です
この歯磨き粉ですが
出血が気になりだしてからの使用でも
効果は発揮しますが
実はそれより前に使用すること
(無症状の時に使用すること)で
細菌が作り出すバイオフィルムの形成を抑制したり
歯周病に関係する菌全体を抑制してくれたりします
そして何よりすごいのが
クルクミンは
他の善玉菌、日和見菌をやっつけない!
つまり増えた悪玉菌の数を減らし
口腔内フローラのバランスを元に戻すというしくみ
そして歯周病だけを考えた商品ではなく
フッ素配合
虫歯予防のことも考えられています
歯磨き粉と言っていますが
この商品、研磨剤が入ってない
ジェルになります
わたしのおすすめは
歯間ブラシにこのジェルをつけて
歯と歯の間につかう
虫歯も歯周病も
歯と歯の間から進行しやすいので
ここをしっかりケアしてほしい
ジェルですべりもよくなるので
歯間ブラシが少し入りにくいという人も
通しやすくなります
ぜひお試しください