歯周病について
お久しぶりの投稿ですみません
最近あらためて歯周病や虫歯について勉強している
歯科衛生士の玉谷です
今日はわたしが最近勉強して
なるほどな~とあらためて思ったことを書いてみようと思います
虫歯菌は好気性菌いう空気を好む細菌
歯周病菌は嫌気性菌という空気が嫌いな細菌です
歯医者さんに行って
「歯ぐきの検査をしますね」と言われ
歯と歯ぐきの境い目に器具を入れる
ちょっと痛い検査
あれは歯周ポケットという
歯と歯ぐきの境い目にある溝の深さを測っています
その深さが2mm以上になってくると
歯ブラシの毛が届かなくなります
すると
歯周ポケット内は空気が届かなくなり
歯周病菌が増えてきます
歯周病菌のエサは血液
歯ぐきの中で増えた歯周病菌はエサがほしいので
タンパク分解酵素を出し、
歯ぐきに穴をあけ
骨を溶かし
どんどん深いところまで侵入して増えていきます
歯ぐきの中は血管もあります
もちろんその中にも歯周病菌は入っていきます
そして血液にのって体のいろんな場所で悪さをします
歯周病菌が関係する全身疾患って本当に多くてびっくりです
自律神経などにも関係するそうです
つまり
2mm以上の歯周ポケットを作らないというのが一番重要なのかなと思います
ではどうすれば2mm以上のポケットを作らないのでしょうか?
それは人それぞれ原因が違ってきます
それを一緒に考えるのが歯医者さんの役割だと思ってます
これから歯医者さんで
ちくちくする検査を受けた時には
歯周ポケットの深さに注目し
先生や歯科衛生士にどうしたらいいか聞いてみてください
真田歯科クリニックでは
歯磨きに対する話はもちろんですが
それ以外に歯周ポケットを深くする原因のひとつとなる
噛む力の強さをはかる検査機器などもあります
是非一緒に歯周病について考えていけたらうれしいです
最後まで読んでくださりありがとうございました